おぼえがき。ほぼキッチンツール、ときどきレシピ

使って良かったキッチンツールを中心にご紹介いたします!

おにぎりを「業務用の抜き型」でつくったら…美味しいっ!

■手が大きくて、小さいおにぎりが苦手だった私…

 実は私、手が大きいんです(爆)!

そんなこともあって娘が小さかった頃は、小さいおにぎりを作るのが苦手でした。大きいおにぎりは綺麗な三角に握れるのですが…

たとえば、幼稚園の運動会や家族遠足の時って、大抵子供が仲良しのお友達と一緒に食べたい!と言い出して、何組かの家族で一緒にお弁当を、みたいな感じになるじゃないですか。そんなシーンでお弁当のおにぎりの形が揃ってたら「カッコいいかなー」なんていう気持ち(見栄ですね…)もあったりして(笑)。

それで、業務用のおにぎりの「抜き型」を買ってみたんです。アマゾンでの購入者レビューも結構良かったので。

今日はそんなことも交えつつ「おにぎり」のことを書いてみようと思います。

↓我が家のおにぎり型(上が関西 3穴小、下が関東 3穴大で穴のテーパーがわかるでしょうか ) 

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↓横から見ると厚みが結構違います

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 ■業務用おにぎり型。形は関東型・関西型の2種、大きさもバリエーションあり!

実は、我が家には二つあるんです。「おにぎり型」が(苦笑)。

理由は、最初に買った「おにぎり型」で、美味しいおにぎりがスピーディーに作れることがわかり、夫や娘の評判も良かったんですが、娘が小学生になってもうちょっと大きい方がイイと言い出し、夫もそれに同意。でもコンビニおにぎりの大きさだと、たくさん食べられないので、コンビニおにぎりよりはちょっと小さめで色々な具の種類を楽めるとイイなどと、言い出す始末。

というわけで、新たにもう一つ、最初のものよりワンサイズ上を買ってみた、という次第です。

どちらも煮沸消毒できる耐熱のタイプを選びました(食洗機可・耐熱温度:110℃)。

形は、最初に買ったものが「スーパー耐熱 おにぎり型 関西 3穴小 KA3SO」で、ご飯の量が70gというもの。関西型は、きっちりとした三角形です。

次に買ったのが、「スーパー耐熱 おにぎり型 関東 3穴大 KB3LO」で、ご飯の量が80gというもの。関東型は、角が丸みを帯びた形。

今、アマゾンの購入履歴を確認したところ、最初が2012年、次は2014年に買ったようですねー。

確かに後で買った「関東 3穴大 KB3LO」の方が大きいおにぎりになりますが、実感としては、それほどの差ではなかったです(涙)。正直なところ、どちらか片方で事は足りたかなという感じで、ちょっと後悔した買い物です。

関東型か関西型かはお好みとして、使い勝手を比べますと後で買った方は、ご飯を詰める穴に少しテーパーついていて、おにぎりを抜きやすいです!どちらか一つと言われたら、私はこちらを選びますねー。

              ↓検索リンクで関東型・関西型、大・小サイズ共に表示されます!

でも、どうやって使うものか良くわからなかったのでYouTubeで、プロのおにぎり屋さんの動画を色々見てみましたが、特に変わったことはしてませんでしたね(笑)。

でも、スピードはすごかったので、ちょっと参考になりました。

私が参考にした動画はコチラ↓

www.youtube.com

 

www.youtube.com

プロの皆さんは、まず素手で真ん中を凹ませつつ、穴の周囲に溢れるくらいの感じでご飯を詰める。そして具を入れてから溢れたご飯を上にかぶせる感じ。

そして、型抜きした後、手塩で軽く握って海苔を巻く、という感じが多いですね。

 

私もすぐに食べる時は大抵素手ですが、お弁当用の場合は手袋をするか小さめのしゃもじ(100均で購入)でご飯を詰めてます。この小さめしゃもじが丁度良いいです。

まずは、おひつから、このしゃもじで型枠の中にドスンとご飯を入れてしまいます。

そして、しゃもじの先っぽを使って真ん中に穴を開ける感じ。

↓このくらいご飯が溢れる感じにして、しゃもじの先っぽを使って真ん中に穴を

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穴に具を入れたら、周りに溢れているご飯を穴の中にギュと詰めていきます。

詰め終えたら振り塩をして、枠ごとひっくり返し反対側にも振り塩。

ご飯を抑えつつ枠を持ち上げるとスポッと抜けます!

↓今日の具は鮭。真ん中に入れた後は、しゃもじを使って周りを真ん中に寄せてギュッと詰める感じ

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↓ここで塩を振ってから、枠をひっくり返して裏面にも塩を

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↓海苔を巻いたら、形の揃ったフワっとおにぎりの完成です

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型抜きした後はラップで包みつつ海苔を巻くという感じで、素手では触れずに作れます。 

実際にこの「抜き型」でおにぎりを作って食べた時に、ちょっと驚いたんです。それは、、、こんなにぎゅうぎゅうに詰めてるのに意外にもふわっとして美味しいこと! 

よくおにぎりの美味しい握り方として言われているのは

 ・中心までギュッと握らずに外側、特に角を固める感じ

 ・ご飯は水分少なめで炊く

 ・炊きたての熱いご飯を切るように混ぜて余計な水分を飛ばす

などなど、でしょうか。

その通りやってるつもりなんですけど、何かが違う…というモヤモヤはいつもありました。「お茶碗フリフリ法+ラップ握り」も試してみましたが、ちょっと崩れやすい感じで。。。

 アマゾンのこの「おにぎり型」の商品レビューにも多くの方が書かれているんですが、結構目一杯ご飯を詰めた感じでも、ふわっとした食感なんです。そして一気にたくさん作れるので、効率的でもあり。

当初心配した、綺麗に型から抜けないのでは?ということは全くの無用の心配でした。

そのまま続けて使ってもご飯がくっつくようなことはまずない感じで。

  ■抜き型の場合、どのタイミングで塩味をつけるか!? 

問題は「塩」。私もそれまでは、塩水を手につけてから握っていましたが…

雑菌繁殖の元は手からの細菌!ということなので、素手の手塩は使いたくない。

ちなみに、この雑菌「黄色ブドウ球菌」というそうですが、農水省ではやはり手袋をしての作業やラップで包んで握ることを推奨してるんですよね。

なので我が家でも、直接手で握るのは「すぐ食べる時」に限った方が懸命だという結論です。

黄色ブドウ球菌(細菌)[Staphylococcus aureus]:農林水産省

 

では、お弁当おにぎりは、どのタイミングで、どう塩味をつけるか…。

これも色々試したのですが、現在は「振り塩」に落ち着きました。具体的には、型にご飯&具を詰めて上から押し付けたタイミングで「振り塩」。型をひっくり返して、また「振り塩」。そして型から抜く。という流れです。

他に試してみたのは「濃度20%食塩水をスプレーする」とか「先に塩をご飯に混ぜる」などですね。

我が家的には「振り塩」が一番評判が良かったです。

一般的には「振り塩」だと塩がまばらに付着、よって塩気にムラが出るので×と言われているようですが、そのムラが逆に味のメリハリになって美味しい!との声が(娘&夫)。私自身はどちらも好きですが…。

 

というワケで、この「おにぎり型」は、結構な頻度で使っている「買って良かったキッチンツール」でした!

 


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