おぼえがき。ほぼキッチンツール、ときどきレシピ

使って良かったキッチンツールを中心にご紹介いたします!

家庭で手軽に真空パック。スケーターの「フードフレッシュバッグ」を使っています!

■冷凍庫で霜がつかないようにするには…

買い物から帰って、時間に余裕が無い時など食品トレーのパックのまま肉や魚などを冷凍庫に入れてしまい、そのことを忘れたままでいると…一週間後にはもう霜がついて美味しく無い!なんていうことも時々やってしまう私。大抵はラップでぴったり包んでビニール袋に入れて冷凍庫へしまうんですけどね。

霜がつくのは、冷凍庫の開け閉めの際に温度が上がってしまうことが原因のようですが、開け閉めしないワケにもいきませんので、せめてスピーディな開け閉めを心掛けるようにはしています(笑)。

■形が複雑な肉や魚だとラップでぴったり包めないことも

我が家では朝ごはんにおにぎりの登場回数が多くて、人気の具のたらこや鮭はおにぎり2個分ほどに小さく切ったものをラップで包んで、さらにビニール袋に入れて冷凍保存しています。ラップは低温で破れやすくなるので、やっぱりビニールで二重にしておくのが効果的かなーと思ってのこと。

でも肉や魚など、ある程度大きくて形も複雑なものだと、ラップでぴったりと包めなかったり、隙間ができて空気に触れてしまう部分があったり、となかなか難しい。

かつては、ジップロック+ストローで空気吸出し作戦とか、食材を入れたジップロックを大きいボウルに張った水の中に入れて水圧で空気を抜く作戦とか、色々やってみたんですけど、中々真空に近いピッタリ密着した状態とまではならず、家庭用の真空パック器があったらいいかなーと思う日々。

■家庭用の電動真空パック器も検討したけれど…

というワケで家庭用の「脱気シーラー」いわゆる真空パック器が欲しいと思って色々調べたこともあったんですが、結局購入には至りませんでした。実は真空パック器を持っている友人がいて彼女は燻製作りが趣味。色々な燻製を作って真空パックしてプレゼントしてくれるんです。で、その彼女に聞いてみると、燻製用にしか使っていないとのこと。理由は…専用袋が高価だから。普段の食材保存に使ったら大変な出費になっちゃうよーと教えてくれました。

調べてみると、確かに専用袋が結構高価だし、袋も再利用できないものが多かったこと、そして最大の理由は我が家での使用頻度と収納場所の問題!という事情で購入は見送った次第です。

 

■フードフレッシュバッグ(真空ポンプ付き)を使ってみた!

たまたまスーパービバホームというホームセンターへ行った時に見つけたのが、この「フードフレッシュバッグ」という商品。ありそうでなかったんですよね、このタイプ。

↓専用袋、脱気ポンプ、チャック止め具です

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↓こちらはSサイズの追加用袋

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スケーター株式会社」という、キャラクター系お弁当箱や水筒などを中心にアイデアキッチングッズを展開する会社から発売されています。

脱気バルブの付いた専用袋10枚(Sサイズ5枚+Mサイズ5枚)と真空ポンプのセットです。追加用には、ポンプなしで袋のみ10枚入の商品もあります。

袋のサイズはS=約230×210mm、M=約230×280mm。

 

・袋に食品を入れます

・チャック部を付属の止め具を使ってしっかり閉じます

・袋を平面に置いてポンプをエアーバルブの上に垂直に立てます

・ポンプの持ち手を上下に動かすと、徐々に空気が抜けていきます

・最後にエアーバルブに指を置いて空気漏れしていないかを確認して終了

といった感じで空気が抜けます。

写真のように結構しかっり脱気できますので、少なくとも冷凍庫で霜がつくようなことはないですね(苦笑)。

 ↓この後、バルブと脱気ポンプを密着させて空気を抜きます

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■気になる注意点と弱点。そして、その解決策は…

私が使っていて注意しているのは次の点です。

・食材を入れる際にバルブ付近に水分や食材が付着しないように気をつける

・チャック部分が完全に閉じたか確認した方が良い

・密封してから数日後に、空気漏れがないか再確認した方が良い

袋の開口部から5センチくらいのところまではエンボス加工のシートが圧着されていて、バルブが直接食材に触れない構造になっています。ただ水分が多い食材などは脱気した際に水分がここに入り込む可能性があるので、ラップで包んでから入れるなど気をつけた方が良さそうです!

また、チャック部が結構硬いので自分ではしっかり閉じたつもりでいても、実は少し開いていて空気が漏れていることがありました。このせいで、脱気直後は食材にぴったりと袋が密着して「うわー、すごーい!真空パックになってる!!」と思っていも、数日後に見ると空気が漏れて全然ぴったりしてない!?これじゃあ、普通の袋じゃん!!!!ということもありましたので(涙)。。。

 ↓バルブとエンボスシートの間に水分が入らないように注意!

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また、残念ながら弱点もあります・・・

・液体のものには向かないこと。。

・電子レンジや湯煎での加熱はできないこと(解凍は自然解凍か流水解凍)

・袋は洗って再利用できるのですが、何度か使用しているとバルブから空気漏れすることがあること(私が繰り返し使い過ぎなのかもしれませんが…)

あと、これはこの手の袋の宿命でしょうが、魚などは袋に匂いがつきやすいでです。なので、毎回ラップで包んでから入れるようにしています。またこの方法だと食材の油分が袋に付着しにくいので、洗う時にラクです! 前述しましたが水分の多い食材などもバルブからの空気漏れ防止のためビニール袋に入れてから、またはラップで包んでから入れる方ことをオススメします!

今調べてみたら、ほぼ同じような商品がありますねー。貝印パール金属などからも発売されてますね。やっぱり売れるものはマネされるんでしょうね。

↓鶏モモ肉を脱気してみました。この後は、冷凍庫へ!

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 ↓冷凍後、二日目です。空気漏れはなく密封できています!

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■ちょっと気になる 「真空パック&真空調理キット クリッカ」

ご参考までに、この「フードフレッシュバッグ」にちょっと似たタイプで、以前渋谷の東急ハンズで見た「真空パック&真空調理キット クリッカ」という商品がありました。

脱気バルブと専用のクリップと専用袋のセット。専用袋に脱気バルブを取り付けて、開口部を付属のクリップで閉じ、ポンプで脱気するというもの。

私はこのクリップで閉じるという点がちょっと気になってしまい購入を躊躇ってしまいました。でも、真空調理が可能ということで湯煎で使用できるそうなので実はクリップもしっかりしたものかも知れませんね。だとすると、こちらの方が便利だったかなと思ったりもしています(苦笑)。我が家の100均のクリップは密封性をアテにできないのですが…

また、こちらは専用袋以外でも以下の条件を満たせば使用できるそう。

使用できる袋:幅195mm以下、厚み0.06mm以上(※確実に脱気をしたい場合、真空調理を行う場合はクリッカ専用袋を使用してください。※幅・厚みが範囲内でも使用できない袋もあります。※別売の専用シーラーを使用する場合は幅の制限はありません。)

 

うーん、こちらも使って比べてみたい衝動が・・・(苦笑)!

 


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